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映画『恋の罪』と東電OL殺人事件

超お久しぶり。久しぶりにキーボードを仕事以外でパタパタ打ちたくなりました。

恥ずかしい名前も変えました。へへへ。

お察しの通り、典型的な三日坊主です。

 

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最近、ふとしたきっかけで「東電OL殺人事件」のことを知り、ああ、どっかで聞いたなあなんて思っておりました。あの園子温監督の映画「恋の罪」の基となった事件だったのでしたね。

事件についてはインターネットを漁ればたくさん詳細がわかるようになってますので詳しくは書きませんが、昼はエリートOL、夜は娼婦という2つの顔を持った被害者ということで、当時はかなり大きく報道されたそうです。しかも、被害者が立ちんぼうをしていた付近の地蔵は、被害者の名前をとって「Y地蔵」と呼ばれ、OL達が訪れ、ぬられた口紅で口元が真っ赤だったそうです。

しかし様々な記事を読めば読むほど、「なぜ?」という気持ちで心が揺さぶられる。どうしても、誰しもが被害者の思いをわかろうと思ってしまう。私もその一人。園監督もきっとその一人だったのでしょう。

 

恋の罪」は、神楽坂恵のおっぱい見たさに飛ばし飛ばしエロいところだけを観るという最低な鑑賞方法を行っていた24歳OLですが、これを機に、きちんと観よう!ということで観ました。

 

 

 

 

 

 

 

 

以下ネタバレ注意

 

 

 

 

 

 

 

まず、おお~!と思うほどに実在する事件の特徴をところどころできちっと押さえている。例えば、

・渋谷区円山町の廃墟アパートの101で殺された(実際は古いアパート)

・勤め先はエリート、しかも父親も同じエリート(実際は東電、作品では大学教授)

・所持金が500円くらい

・本人は骨と皮のよう(実際の被害者は拒食症だったらしい)

・数千円で体を売るところ

・お金(「愛していない人とのセックスは金をもらえ」という言葉、実際の被害者の心境は不明だが、1円単位で缶ビール代を請求していたことなど、きっちりお金はもらっていたということを連想させる)

などなど・・・

 

最後の失禁シーンがいみわからん!不快!というコメントも読みましたが、あれはきっと実際の被害者がホテルなどで大便をしたり路上で放尿していたという証言を表現したんでしょう。

作品で、いずみが売春して稼いだ金を見て、「これは私の記念碑」と言っていたように、実際の被害者は売春で稼いだお金は使うことなく、銀行に預けていたそうですね。私たちはどうしても被害者の心理を理解しようと思いを巡らせてしまうけれど、もしかしたら、その銀行の貯金が被害者にとっても「記念碑」だったのか、、、

事件が基になっているのだから当たり前だろ!という感じですが、それでもここまで細かく押さえられていたところ、感心しました。エンディングや遺体の状態などが全く別で、ファンタジックになっているので。要所要所でリアルさを出して、ふわふわしたファンタジー部分をうまく抑制していたような。

 

誰もが、タガを外してしまうかもしれない。和子のように不倫している女性もたくさんいるし、いずみのように日常に虚無感を覚える女性もたくさんいるはず。だからこそこの事件の地蔵は聖地化され、世間は衝撃を受けたのだ。

 

にしても神楽坂恵エロいなあ。顔もエロイけどなによりおっぱいがやべえ。

憧れる。乳輪もめっちゃ綺麗。あんなに大きくていい形で、締まるところ締まってて、そりゃ園監督惚れるわと思った。私が結婚してえよ、このやろ!

生まれ変わったら神楽坂恵になりたい。と終始思っていた。

 

ただ、この事件をもとに女性の監督が映像を作ったら全く別の映像になるのではと思わずにはいられなかった。ほかのブログさんにも書いてあったけれど、やはり男性目線が拭えない。男性的な「エロス!!!!!」という主張がうるさくて仕方ない感じ。アンアンのエロさじゃなくてプレイボーイのエロさだったな。女性が観ると「いや~ないない」と思ってしまう部分が多すぎた。ねえ。

 

☆3.5